韓国人「文大統領、ガチギレ」【北朝鮮原発推進疑惑】

キム・ジョンイン「利敵行為」に文大統領激怒・・・北風ブロックショック療法

ムン・ジェイン大統領がキム・ジョンイン、国民の力（最大野党）非常対策委員長に「激怒」した。キム委員長が月城原発の経済性操作疑惑事件の控訴状公開で政府を狙って「利敵行為」とまで攻撃するとすぐに強く反論した。

大統領府は、第1野党の代表に「法的措置」など異例の荒々しい表現まで使い、月城1号機原発問題が選挙を控えて「北風（北朝鮮の変数）」につながることを遮断しようと乗り出した。

監査院の月城1号機監査直前、産業通商資源部の公務員が削除した530個のファイル名が28日にマスコミの報道で公開された。産業部職員が削除した文書のリストには「北朝鮮地域原発建設推進案」、「北朝鮮の電力インフラ構築のための段階的な協力の課題」、「北朝鮮の電力産業の現況とドイツの統合事例」などが含まれていると伝えられた。

このため2018年の南北首脳会談以降、北朝鮮原子力発電所建設支援の可能性をムン・ジェイン政府が検討したのではないかという話が出た。統一部は29日「2018年以降、南北協力事業で北朝鮮原発建設を推進した事例はない」と線を引いた。

その公務員が「検討」をしたことはあるが実際政府レベルの事業として「推進」にはならなかったということだ。南北対話当時、大統領府国政状況室長を務めた「ムン・ジェインの腹心」ユン・ゴンヨン共に民主党議員は「百歩譲ってその産業部職員が関連内容を検討した可能性はある」とし「それが政府レベルで推進される政策の推進と見ることはできない」とした。

ユン議員は「もう一度明確に明らかにするがムン・ジェイン政府で行われた三回の南北首脳会談と交流協力事業でも北朝鮮の原発建設を推進したことがない」と強調した。

野党は総攻勢に出た。キム・ジョンイン委員長はこの日、立場文を出して「原発ゲートを越えて政権の運命を揺さぶることができる衝撃的な利敵行為」とし「関連内容を見れば、まさに衝撃と驚愕を禁じえないほど」と話した。

キム委員長は「公開資料によるとムン・ジェイン政府が大韓民国の原発を閉鎖し北朝鮮に極秘裏に原発を建ててやろうとした」とし「一部の公務員のレベルではなく政権レベルで極秘裏に進めてきた様々な状況が明らかになった」とした。

キム委員長が「利敵行為」のような用語を使いながら圧迫するとすぐに大統領府は我慢しなかった。カン・ミンソク大統領府報道官はキム委員長を狙って「いくら選挙を控えているとはいっても野党代表の口から出てきた言葉とは到底信じられない惑世誣民する発言だ」と対抗した。

カン報道官は「北風工作とも変わらない無責任な発言であり容認することはできない」と法的措置のような強硬対応を示唆した。野党代表に異例の強いメッセージを発したのである。

ムン大統領の「激怒」が土台にあると思われる。大統領府の関係者はカン報道官の発言と関連し「大統領府の公式立場だ。大統領の意思と異なることはありえない」と説明した。ムン大統領は政治に入門した後に「アカ」などに代表される極右陣営の「カラー論争」に強い拒否反応を示している。

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